2021年10月21日木曜日

読書の秋?その12

 


あっという間に寒くなってきましたね。週末のお知らせです。

10/23(土) 馬込 Samba de Sereia 
Bossa Nova Night    Bons Tempos Live & Session
Claudio Ishikawa (vo,perc)  Kinho(perc) 野津哲郎(g) 
あのまりあ (b)  オーノ(fl) 18:00 ~ ※投げ銭!
都営浅草線馬込駅A2出口から徒歩1分、美味しいブラジル料理のお店
サンバ・ジ・セレイア!3ヶ月ぶりですか。季節が変わってしまった。
Bons Temposが明るく楽しくボサノバ、サンバ等お届けします!
是非お越しください!詳しくはこちらもどうぞ。




行楽の秋、食欲の秋、読書の秋ですね。ちょうどロン・カーターの評伝を
読んでいます。偉大なジャズベーシストですね。また彼はジョビンの録音に
参加しているし、ホーザ・パッソス他著名ブラジル人音楽家と録音共演して
いるのをご存知でしょう。ジョビンの「波(Wave)」の録音に参加した時、
彼はマイルスバンドに在籍中でブラジル音楽はよく知らずほぼ手探りの演奏
だったそうです。聞いたことはあっただろうけど、「ゲッツ/ジルベルト」は
持っていなかったそう。しかし、ブラジル音楽と相性もよかったのでしょう。
この本では彼とブラジル音楽の関わりについて1章が充てられています。

巨匠のブラジル音楽に対する態度は謙虚ですね。
「どれほどアメリカ人ミュージシャンでボサノヴァのビートをうまく
 演奏できる者がいたとしても、ブラジル人は演奏自体が違うんだ」
ホーザ・パッソスとの録音にも
「新しい音楽、ブラジル音楽に関して自分が知らなかった新しい
 何かを学べればいいという思いだけで臨んだんだ」

ロン・カーターはCTIレーベルの中心だったので、ヒューバート・ロウズと
共に、他にも沢山聴いていると思います。最初期はエリック・ドルフィーと
一緒に演奏していたし。
80歳超えまだまだお元気なご様子で素晴らしい!


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